第16節 柏戦(日立台)
■ワールドクラスのドリブルシュートに驚愕
ペドロの「W股抜きドリブル」はホントに神業だった。
後半開始早々、柏DF古賀の不用意なパスをペドロがカット。
まず、その古賀の股を抜いて交わすと、古賀にやや引っ張られながらもドリブル突破。
続いて寄せてきた小林祐を再び股抜きで交わしゴール右に流れると、エリア付近で中央に切り返し、DFを交わしてファインゴール!!
まさにワールドクラスのドリブルシュート。
これをピッチが近い、あの日立台で目撃した人は本当に幸せだ。
多くの人の記憶に残るゴールシーンとなるだろう。
■『男気のあるアタック』
今朝の日本経済新聞スポーツ欄は、写真付きで新潟のゲームがピックアップ。
『走る新潟 圧巻4発』
『チーム一丸、攻めに徹す』
のタイトルで、
「ウイングのペドロジュニオールと矢野は力ずくで突破を図る。CF大島にくさびのパスが入ったら、MFのマルシオリシャルデスと松下が猛然と支援に入る。こういう男気のあるアタックを見せられると、チーム全体のテンションが上がる」
と新潟の特徴を説明。
さらに、
「守っては、相手に身体を強く寄せ、しつこく足を出す。その詰めの一歩が柏の攻めを狂わせていく」
「ボールを奪取すれば誰かが瞬時に動き出し、2人、3人が急行し、連動していく」
と解説。
最後には、
「速攻が詰まったらモードを切り替える。ゆったりつなぐことから始め、サイドチェンジのパスが出たとたんまたスピードアップする」
と、相手に引かれても攻めの工夫が出てきたと評価した。
とても最近まで「引かれた相手をどう崩すか」に苦しんだ新潟に対する評価とは思えない絶賛振りだが、よくぞ短期間でここまでチームを修正してくれた。
やっぱり鈴木監督は凄い。
こういったプレー、コンセプトは、鈴木監督が就任以来目指してきた姿じゃないかと思う。
経年によるチームへの浸透、システムの変更、新戦力の獲得により、それが漸く今年花開いたとでも言うべきか。
今の新潟には、ブレのない、揺るがない強固なチームの基礎がある。
「新潟は強い」。
そう言っても、恐らく違和感を覚える人は少ないはずだ。
■採点・寸評
GK北野〔7.0〕 スーパーセーブを連発。間違いなく完封勝利の立役者。
DF内田〔6.0〕 菅沼に裏を狙われたが的確に対処。タイミング良い攻撃参加も。
DF千代反田〔6.0〕 エリア付近での危ういプレーもあったが、粘り強く守った。
DF永田〔6.5〕 的確な判断と安定感で、負傷明けを感じさせない充実度。
DF中野〔6.0〕 守備面では文句ないが、攻撃面での判断力改善に期待。
MF本間〔6.5〕 献身的な運動量で攻守に貢献。ゲームメイクも巧だった。
MFマルシオ〔6.5〕 豊富な運動量と高い技術で中盤を支配。1得点。
MF松下〔6.0〕 速くて低いFKで先制のオウンゴールを誘発。
FW矢野〔6.0〕 力強い高速ドリブルで相手を翻弄。相手のCKも良く弾き返した。
FW大島〔5.5〕 今日もポストプレーで貢献したが、いまひとつ精彩欠く。
FWペドロ〔7.5〕【MOM】 ワールドクラスのドリブルシュートで観客を魅了。2得点。
FWヨンチョル〔6.0〕 積極的な仕掛け、強烈な枠内シュート1本。
DF酒井〔―〕 時間短く評価なし。
FW田中〔―〕 時間短く評価なし






