第16節 横浜FM戦(ニッパ球)
■信頼感の勝利
無失点で中断開け3連勝!
ここ6試合では5勝1分と見違えるようになった新潟だが、いったいこの強さは何なのか?
守備がしっかりしたことが最大の理由だろうが、スタープレイヤーがそういない新潟が上位を窺うまでになったのは、勿論それだけではない。
チームとしての一体感。
守備も怠らないアレやマルシオ、必ず走り込んでくれる松下など、チーム序盤に比べお互いを信じるという関係が、TV画面からも窺い知れる。
本間勲は、テクニックのある相手プレイヤーがボールを持てば、それについてる味方を援護し二人で囲み、逆にボールを持った味方が囲まれそうになると、パスを出しやすいところまで走ってボールを受けてあげる。
こういった基本的で献身的なプレーができているから、一体感や信頼感を生んでいるのだろう。
少ないチャンスをものにするゲームも増えてきた。
被シュート26本。クロスバーやポストに助けられ、運で勝てたゲームと言われそうだが、
無限大の要因が連鎖するサッカーにおいて、単なる運だけでは勝てないはずだ。
■気になる得失点差▲1
とは言え、気になるのが得失点差。
得失点差は順位より正確に実力を示すと言われているが、上位陣で得失点差▲1ではまだ実力不十分か。
総得点でも17は極端に少ない。
名古屋戦でシュート20本と攻めた姿に得点力アップを期待したが、一方的に押し込まれた横浜FM戦を見る限り、まだまだの感は否めない。
FW不足や、唯一の補強だったアウグストの戦線離脱が大きくのしかかっている。
しかし、昨日の横浜FM戦も、アレッサンドロへのファールがPKだったらもっと楽に勝てていただろうし、ジャッジも横浜FM寄りだったことを割り引けば、そんなに懸念する程でもないかも知れない。
次は宿敵の千葉。
組織力、実力とも間違いなく新潟が優っているのだから、大勝して得失点差をプラスにもっていきたい。
■採点・寸評
北野〔6.0〕 運も味方に付けゴールを死守。終盤はチームを鼓舞。
内田〔5.5〕 好クロスもあったが、守備では対応の遅れも。
千代反田〔6.5〕【MOM】必死に競り合い、高さのあるヘッドで決勝点。
永田〔6.5〕 進入止める好プレー連発。最後まで喰らい付き完封に貢献。
松尾〔6.0〕 攻め上がりながらも、守備では必死に戻りピンチを救う。
千葉〔6.0〕 守備だけでなく、強烈ミドルや視野の広い配球もあった。
本間〔5.5〕 献身的なカバーリングは良かったが、後半は押し込まれた。
マルシオ〔6.0〕 攻守にアグレッシブで決勝点をアシストしたが、後半は疲労。
松下〔6.5〕 スペースへのフリーランでチャンスメイク。無念の負傷交代。
アレッサンドロ〔6.0〕 ミドルを外しPKを貰い損ねたが、サイドに流れ好機を伺う。
矢野〔5.5〕 シュートゼロでサイド突破はことごとく失敗したが、守備で貢献。
寺川〔5.5〕 守備面では貢献したが、攻撃面では持ち味を発揮できず。
亜土夢〔6.0〕 多少でも流れを変え、惜しいシュートも。
中野〔―〕 時間短く評価なし
鈴木監督〔6.0〕 交代策も上手くいき、少ない持ち駒で3連勝。
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